夢のマイホームを賢く建てるお手伝いに。住宅関連プチ情報、トリビアから本格的な住まいのノウハウまで広くカバーします。

欠陥住宅にしないために(その1)

a1130_000551
こんにちは。

建築確認申請を済ませれば、あとは計画に従って進めて行くだけです。
地鎮祭の準備や出席、途中の現場見学、イレギュラー時の建築会社との打合せ等、
あなたが参加すべきタイミング以外は、パートナーと職人さんたちが取り仕切ります。

となると、日に日にに出来上がる建物を楽しみに見て・・・と、その前に。

世間一般で言われている欠陥住宅の被害に合わないために、
念のため、ここで必要な知識を整理しておきましょう。
なぜなら、知識を得ることで未然に防ぐチャンスもあると思われるからです。

なお、信頼のおける建築会社&パートナーが出来ている場合は、
欠陥住宅になる心配はほとんどありません。

しかし、それを見誤った場合は・・・残念ながら、欠陥住宅にならない保証はありません。

つまり、誰にでも見誤ることはあるし、誰にでも欠陥住宅になる可能性はあります。

では、なぜ欠陥住宅が起こるのか?
それはどう防ぐのか?
・・・ということが気になりませんか?

私は気になって仕方がないのですが、
多くの人を見ていると、わりと平気みたいで、逆に驚かされてしまうのですが・・・。

全てをお話するには本1冊の量になってしまいますので、
ここでは大まかな(でも役に立つ)話をしておきます。

【なぜ欠陥住宅が起こる?】
欠陥住宅に関する書籍を多数読むと、ある法則が見えて来ます。

1)厳しい営業マンのノルマ

もしも厳しい営業ノルマを課せられた『超ハードスケジュール』の営業マンが担当だったら?

おそらく会社からの厳しいノルマを達成するために、たくさんのお客様の相手をします。
そうなると、当然ながら『契約の決まったお客さまの対応は遅れがち』ということになります。

この対応の遅れが、欠陥住宅を引き起こす引き金になります。
建物が完成するまでには、様々な問題が発生して、全てを解決する必要があります。
早めの対応ができれば、問題の早期発見、早期対処ができます。
しかし、それを後回しにしたら・・・問題はそのままスルーされてしまいます。
結果として、大きな問題に成長してしまうかもしれないのです。

ですから、ある程度は問題発生時のために時間の余裕代を持っておく必要があります。
それを持たない人を選ぶと、後々大変なことになる可能性が高くなります。

厳しいノルマを持つ営業マンを、間違ってパートナーに選らんでしまったら・・・?
後はどこかの誰かが性善説の元、がんばってくれるのを期待するしかありません。

2)設計図のチェック(特に配管類)が不十分

建築確認申請が通ったとしても、建物が最低限の法律に抵触していないか?だけを確認したにすぎません。
つまり、一安心ではあっても、完全に安心というわけではありません。

多くの欠陥住宅の事例を見ていると、設計段階で見落とした問題が現場で露呈したケースも多いものです。
現場で職人さんが『どうするんだよ、これ』って作業中に現物で問題が発覚してしまうケースです。
(人間がやる以上、多少のことが起こるのはやむをえませんが・・・。)

ただ、これが小さな問題なら職人さんも対応できるのですが、中には大きな問題もあります。
基礎や力を支える木材という、地震や台風に耐えるための重要部位にキズをつけるような問題です。

例えば、排水管の取り回しが上手く出来ずに、基礎のコンクリートを削り飛ばして、
排水管の設置工事をするという手荒な工事もあります。
基礎のコンクリートを削り飛ばすのは珍しいですが、実際にあった事例です。

ここまでひどいケースではなくても、本来削ったりしてはいけない力を支える土台や柱や梁を、
配管を通す時に当ってしまうために、現場で急きょ削ってしまっているということは十分あり得ます。
でも、これは見過ごせない問題です。

配管類をはじめとして、部屋と部屋をまたぐものはついついチェックが甘くなりがちです。
図面でも詳細に書かずに省略するものもありますし、実際に作業が進まないと決められないところもあります。

だからこそ、部屋と部屋をまたぐようなところはどこかでチェックする必要があります。
このチェック体制がどこまでできているのか?あるいは設計図に事細かに指示されているのか?
・・・いずれにしても、部屋またぎの通り道、は多い不具合のひとつです。

3)水の浸入と職人さんの認識

SA270005 ***写真:屋根工事の途中の一枚。でも、水の浸入は屋根・・・だけではありません。***

10年20年経過した家を見てみると、問題として多く発生しているのが水の問題です。
めちゃくちゃ多いです。

水って、隙間から侵入する場合と、湿気(水蒸気)として侵入してくる場合があります。

湿気でよくあるのが、断熱材の裏表を間違えた・・・というケース。
室内側と室外側の向きを間違えて、結露になってしまうという不具合です。
そもそも断熱材が入ってなかった・・・というケースもあります。

他にも水はスキマに吸い込まれるという性質があります(毛細管現象)。
防水処理をする時に、隙間が出来るような中途半端な処理をすると、
逆にそこから毛細管現象によって、水の浸入を引き起こすケースがあります。

中途半端な防水処理は、むしろ水の浸入を引き起こすワケです。
このような理由から、防水処理は処理方法ひとつとっても厳密に考える必要があるのです。

他にも、布基礎の湿気対策が不十分で床下からの結露とか、
バルコニーの手すりからの雨水が外壁内に浸入とか、
雨どいの設置不良で外壁内への雨水浸入とか・・・書ききれないくらいの事例があります。

このように、防水・防湿はとても大事ですが、進入路も多いために、
防水対策への認識が低い場合は、作業を後回しにされかねないところでもあります。
防水処理は、見ても防水出来ているかどうか、わかりませんからね。。。
作業する人の認識にかかっているといっても過言ではありません。

だからこその信頼なのです。


・・・ということで、3つだけ欠陥住宅が引きおこる要因を書きました。
欠陥住宅と聞くと、もっとこうテレビで見るようなヒドイケースの、
地盤沈下で家が傾くとか、ビー玉が床を勝手に転がるとか、を期待したかもしれませんが、
今回はその手の話は書きませんでした。

それはまた別の機会にして、今回はより多くの人に関係しそうなことを3つに絞りました。

反響があればまた書くかもしれません。
(あんまりハッピーなトピックじゃないですけど・・・。)

次回は、『では欠陥住宅にしないためにどうする?』について今回のその2をお送りします。

では。


・・・・・・・・・
今回の記事いかがでしたか?
役に立ったと思ったら、ランキング応援のクリックをよろしくお願いします。
つまらなかったら、他の方のブログもどうぞ。
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 ローコスト注文住宅(施主)へ
にほんブログ村

・・・・・・・・・
よろしければ、ご感想をお寄せ下さい。
お返事も書きますので、よろしくお願いします。
(ブログに載せない場合は、こちらからどうぞ。
ブログに載せてもいい場合は、さらに一番下のコメント欄からどうぞ。)

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ブログランキング

ランキング参加中!現在の順位は?
クリックでチェック

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 ローコスト注文住宅(施主)へ
にほんブログ村