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コストダウンのご法度

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こんにちは。

コストダウンについて色々書いてきましたので、
今回はコストダウンの禁じ手、「ご法度」を書きます。

以前のブログ記事にも書きましたが、

・根拠のない値引き交渉
・セルフビルドによるコストダウン

がコストダウンの禁じ手でした。

セルフビルドは、家族の思い出としてやるのは良いことですが、
コストダウンとしては、ほとんど効果がないうえに、
仕上がりにも影響してしまう、ということでした。

他にもご法度がないかを考えてみました。

1、主要材料のグレードダウン
2、地盤、基礎工事の手抜き
3、平米数ダウン

この3つのご法度について書きます。

では見ていきましょう。

1、主要材料のグレードダウン

木造に限定して話をしますが(注:住まパーは主に木造住宅を考える人向けです、念のため)、
主要材料は、家を支える木材のことです。
土台、柱、はり、などです。

これを安くするということは、
耐震性と耐久性に大きく影響をだしかねません。

せっかくの素敵なお家も、耐震性と耐久性という
見えないけれど重要なところにコストダウンすると、
台無しになってしまいます。

長期ローンを終えて、ローン期間の数倍の年数は住める家でないと、
賃貸と変わらなくなってしまいます。
(結局長い目で見てお得だから、家を建てるのです。)

ホームインスペクションも一般的になりつつある中、
主要材料は最も価値を左右するものの内の1つです。

主要材料は、良いモノをお使いください。

2、地盤、基礎工事の手抜き

これは建売りではよくあるのですが、地盤改良や基礎工事を
ギリギリ設定で安く済ませる、というケースです。

そもそも、砂上の城に価値がないことからわかるように、
地盤を軽視すると、後でヒドイ目にあいます。

たとえ建築会社から、
「ギリギリですが、地盤改良をしなくても大丈夫です!」って言われても、
余裕をみるくらいで、ちょうといいのです。
(建築会社は地盤改良をしても、それほど儲からないので、
会社の利益につながる設備にお金を使って欲しいのが本音です。)

これは基礎工事も同じです。

地震で基礎にヒビが入った、という話は聞きますが、
たいていは手抜き工事が元でヒビが入ったものと聞きます。
(お隣の家は大丈夫なのに、そのお宅だけ基礎にヒビが入った・・・というケース。)

『たまたまかな??』何て思っているかもしれませんが、
プロが見れば『手抜き工事』ってわかるらしいです。
(もちろん『手抜き工事ですね・・・』って断定するワケにもいかず、黙っています。
逆にこれで『手抜き工事はバレない』と誤解されるようになっても困るのですが。)

何代も住めるような家にするには、基礎と地盤が大事です。

だから、ここはコストダウンしようとしてはいけません。
グレードダウンしてしまうと、それは手抜きと同じことです。

良い家にするためにも、ここにはお金を掛けるべきです。

3、平米数ダウン

これは、坪単価主義の影響もあって、実際に起こる話です。

例えば、ろうかの一部を短くしたり、部屋をほんの少し小さくして
延べ床の平米数を”少しでも”ダウンしたら安くなると、本気で思っている人がいます。

ですが、大幅に減らさないと、それは誤差の範囲になってしまい、
コストダウンにはなりません。

例をあげて、説明しましょう。

日本で使う建材はほとんど180センチメートルを1間(間と書いて”けん”と読みます)
として、基本の単位にしています。
(もちろん、メートル単位の建材もありますが、ここでは例として180cmの単位を挙げます。)

この時は、半間の90センチメートルの倍数で間取りを構成します。
なぜなら、こうすれば材料も無駄にならないし、作業も効率的だからです。

しかし、180センチメートルの幅のものを、
『狭くなれば安くなるはずだ!』とカン違いしてしまい、
頑張って160センチメートルの設計図に変更した場合はどうなるでしょうか?

切らずに使えた180センチメートルの材料を、わざわざ切って、
160センチメートルにする作業が発生します。

つまり、逆にコスト高になる、というわけです。

この例は、分かりやすくするために相当簡素化していますので、
実際はもっと複雑ですが、これで大体イメージはできると思います。

つまり、単純に10%縮めたら、価格も10%ダウン・・・にはならないのです。
逆に高くなることだって、十分ありえます。

180センチメートルが90センチなら、材料は半分にして別々に使えますが、
160センチメートルなら、160センチの材料と20センチのゴミになります。
決して安くなりません。

だから、平米数を大幅に小さくするならともかく、
少しくらいなら、コストダウンにならない、とお考えください。

だいぶ長くなったので、今日はこれくらいで。

では。


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