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インナーガレージ付き注文住宅5(Dさん編)

s-Dsan_omote_trim ***写真:これが待望のDさん宅の完成予想図になります。町中にとけこんでいて、なかなかイイ感じですね。***

こんにちは。

久しぶりの更新になります。
楽しみにしていただいた方、お待たせしました。

さて、Dさんの間取りについて前回紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

最初は、今の住まいが8LDKなので10LDKという要望でスタートしましたが、 
インナーガレージや秘密基地ともいえる書斎を追加するため難しくなってしまい、
結果として部屋数は減らす方向で要望をまとめてみました。

ついつい注文住宅でやりがちな『全部載せ』とも言える、
考えつく限りの要望の全てを盛り込むのではなく、
後から必要に応じて追加できるようにしておくのがプランのコツです。

いくら注文住宅といえども、予算も広さも限りがあります。
しかしそうとわかっていても、将来性は捨てたくない。
そういう時のために、将来の変化を見据えて、拡張性を残しつつ、
最も重要視する部分をモレなくプランに盛り込むのがよいかと思います。

また、それによって、建築費用をムダなく予算を抑えることもできます。

こういう考え方をすることができるスマートな人であれば、
限られた土地も予算も有効に活用できますので、
その人にとってピッタリの、最もスマートな住まいの形になるのだと思います。

そんな住み方を提案するべく、今回の間取りを早速Dさんに見てもらいました。
今回はその時の内容をお伝えします。

・・・

私『Dさんが家に興味を持つキッカケとなった、木の家がこちらになります。
事前にお話した通り、部屋数は最初は少なめになりますが、
将来2階の大きな部屋は2つか3つに区切ることもできます。
また、わが家でも便利なことは実証済みのロフト用のスペースもあります。』

Dさん『では間取りを拝見します。』

※クリックすると、拡大図が開きます。
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s-Dsan_plan_1st-2

s-Dsan_plan_2nd

私『どうですか?』

Dさん『今の住まいと比べて、シンプルだけどこだわりが詰まっている感じがします。』

私『そう言ってもらえると、嬉しいです。
今回一番の要望でもあるインナーガレージと、その上の秘密基地はいかがですか?』

Dさん『事前に話に聞いていた通り、秘密基地はいいですね。
今の部屋を考えると広くなっているし、誰にも邪魔されないってのがいいです。』

私『私も書斎を持っていますが、やっぱり書斎はいいですよ。
書斎のために家を建てる・・・って人もいるくらいですから。
ベッドルーム兼書斎というのとは違って、気持ちが集中できます。

Dさん『確かに。ベッドルームに机と本棚を置いても、ワンルームっぽくて・・・。』

私『やっぱり、長い目で見て、書斎は仕事にもプラスになります。
イイ仕事するには、新しいことを勉強するのも必要ですよね。
そういう意味でも、書斎は価値が高いです。

ウチに遊びに来た友達には”ゼイタクだ!”なんて言われちゃいましたけど(笑)
子どもが受験勉強する時期になったら、子どもにも自由に書斎を使わせる、
・・・というウラ取引をして、嫁さんにはOKもらってるからいいんです(笑)』

Dさん『それから、1階に車があるとモチベーションも上がるし。』

私『そうそう、車だけじゃなくてアウトドア用品もあるから、
1階がオフ、2階がオンで、ビジネスにも貢献できそうですね。

Dさん『あと、リビング横の和室ですけど・・・』

私『やっぱり、リビングにソファーがあっても、タタミにごろ寝は別モノです。
和室を嫌がる人もいますが、和室って寝室にもなるし、客間にもなるし、
麻雀する人なら卓も囲めたりするから便利なんですよ。
親戚の子どもが来たりしても、座布団さえあればイスがなくても対応できて便利ですよ。

Dさん『確か、和室を洋間に変えることも出来るんですよね?』

私『そうです。
私の家もそうですが、将来和室なんて要らない・・・って心境の変化があった時も、
床をフローリングに変えることができるので、安心してください。
というのも、フローリングを無垢材にすると2センチくらいなのですが、
天然イグサの本物のタタミでも厚み2センチくらいのモノがあるのです。
それを使えば、フローリングでもタタミでも交換だけで済むのです。

Dさん『タタミって、普通もっと厚みがありますよね。』

私『そうなんです。
一般的な規格では5.5センチ、6センチって決まってるんですけど、
わが家でも採用していますが、薄いタタミもあるんですよ。』

Dさん『へぇ、訊いてみないと分からないものですね。』

私『他にも、新築なので石風呂はユニットとほぼ同じか1~2割増しの予算で出来そうです。
この辺りは湯船の広さとかによって変わるので、詳細を決める時に話しましょう。
普通はユニットの2倍くらいが相場なのですが、住まパー価格をお約束します(笑)』

iwafuro ***写真:石風呂の参考写真です。Dさんはコレがお気に入りだそうです。***

Dさん『あと楽しみなのが、薪ストーブと囲炉裏なんですが、
そちらはどうですか?』

私『薪ストーブは対流タイプ(温風が出てきて部屋に循環させるタイプ)と
遠赤外線で暖まるよな感じの輻射熱式タイプの2種類があるんです。
Dさんには、住まパー顧問イチオシのハイブリッドタイプを考えています。

Dさん『ハイブリッド?』

私『つまり、対流式と輻射熱式の2つが1つになった薪ストーブです。』

Dさん『へぇ、そういうのもあるのですね。知りませんでした。』

私『それに加えて、囲炉裏はテーブルタイプになっているものをプレゼントします。
土間に置いて囲炉裏になりますし、フタをすればテーブルとしても使えます。
あえて固定式ではないので、場所の移動とかもできるし便利ですよ。』

makistove ***参考写真:薪ストーブと土間と囲炉裏。囲炉裏はフタができるテーブルタイプ。夏はテーブルとして使えます。***

Dさん『そこで魚を炙って楽しめるんですよね。』

私『そうです。
薪ストーブも囲炉裏も、使い方はその時にちゃんとレクチャーしますので、
安心してください。
どっちも、一度体験したら、もう手放せないと思います。
特に、薪ストーブは、建物全体が温まる感じで、毎日使っていると、
火を付けていない時間帯でも家が冷え冷えしなくなります。』

Dさん『それ、助かります。』

私『私の家は薪ストーブがないのですが、このダグラスファーの木の家自体が暖かいんです。
都市ガスのガスファンヒーターなので、薪ストーブの対流式と同じだと考えて欲しいのですが、
小さいの一台で15帖のリビング全体を温めることができます。
また、冬の寒い時期は外気温はマイナスまで下がったりしますが、
わが家のリビングは朝起きた時に16度くらいで、湿度が50~60%くらいです。
夜12時から朝6時まで、暖房なしでこの数字ですよ。』

Dさん『へぇ。』

私『温度も大事だけど、湿度がもっと大事ですよね。
湿度50~60%だと、16度あればTシャツでちょっと肌寒いな・・・って程度です。
でも普通冬の湿度は40%を下回るって家庭も多いんで、
その湿度だと、たとえ室温を20度にまで温めても、肌寒く感じますよ。』

Dさん『なるほど。』

私『だから、木の家と薪ストーブは、ある意味セットだと考えてください。
普通の家に薪ストーブを入れても、ここまでの暖かさは難しいでしょう。』

Dさん『それは、高気密高断熱の家でもそうなんですか?』

私『もちろん、今どきの高気密高断熱の家なら、近いところまで行くかもしれません。
ただし、今は24時間換気が義務づけられているから、
せっかく暖めた室内の空気を、外気のつめたくて乾燥した空気と交換しちゃうんですよね。

だから、ただ高気密高断熱ってだけじゃなくて、熱交換式の換気システムや
室内の木による蓄熱と調湿効果ってのがキモなんですよ。
そういう意味では高気密高断熱の家でも、わが家ほどの温かみは無いと思います。
その辺りは、私が実際に住んで実感してるので安心してください。』

Dさん『へぇ、いいお家に住んでるんですね。』

私『ありがとうございます(汗)
それを数年後にはDさんも建てるんですよ~。』

Dさん『まぁそうなんですが・・・。』

私『アストン・マーチンを後回しにしたらどうですか?(笑)

Dさん『いや、そこはブレません(キッパリ)。

私『(笑)ただし、木の家は調湿効果が落ち着くまで5年くらいかかります。
わが家も、2年目や3年目は過乾燥や湿度オーバーの時期もありました。
その間は、除湿機と加湿器が必要になります。
そう言う意味では、家の”ならし運転”みたいなものでしょうか・・・ちょっと期間が長いですが。

だから、家が本領を発揮する前にスグに飽きちゃったり、
家と向き合えない人には木の家は向いてません・・・。
建てておしまい!みたいな人には木の家は勧めてないんですよ。

もしも、RC(鉄筋コンクリート)が良ければ、
住まパーにもその道のエキスパートもいますので遠慮なく言って下さい。』

Dさん『私は木の家、好きですよ。』

私『そう言ってもらえると、嬉しいです。』

Dさん『これは本格的に仕事がんばって、早く建てたいです。』

私『応援していますので、がんばってください。』

・・・

こんな感じで話は盛り上がりました。
(このあと、もちろん車の話でも盛り上がったりしました。)

最後に、熱帯魚の水槽を拡張する場合や、5~6人友達を呼んで盛り上がりたい、
というような話がその時に出て来ました。

そうなると、今のままだとちょっと仕切りかたを変えてみた方がいいかな?
なんていう話が出て来ました。

最初に見てもらった間取りの前提は家族全員で楽しむ+友達2人くらいの想定ですので、
このままだと、リビングと土間スペースに不足が出てきそうです。

そこで、この間取りにちょこっと手を加えて、
お友達をたくさん呼べるようにするとこんな感じの間取りになりそうです。
その間取りも、参考までに紹介しておきます。

※クリックすると、拡大図が開きます。
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s-Dsan_plan_1st-1

玄関と土間スペースとの仕切りがないので、ちょっと整理が大変になるかもしれませんが、
人が来た時に玄関まで土間の一部として使えるので、友達が多人数来ても大丈夫です。

広くなった分、水槽もさらに拡張することもできます。

s-a1180_017007
また、リビングは和室を3帖に変更していますので、
より広々と使えますし、ごろ寝は3帖あれば十分ですよね。
ただし、和室を客間としたり将来の家族の個室にする・・・という方を重視する場合は、
変更前の方がいいプランだと考えています。

この辺りは、お友達がやってくる回数や、将来の考え方で変わってくるので、
実際に建築する時までに決めてください、とお伝えしました。

・・・

さて、いかがでしたでしょうか?

Dさんは若いですが、年の離れた私とも気さくに話せる上に、
話がとてもウマいので、若くして起業したというのもうなずけます。

ということで、これにて若き起業家Dさんのプランのお話はおしまいです。

今は円安なので、ダグラスファーとか原木の価格も高騰しつつあって、
今後確保するのも大変ですが、Dさんのように若くても木の家の良さを理解してくれて、
家族を大切にする人には応援したくなります。

実は、顧問のところには、まだ原木のストックがあるみたいなので、
実は私はDさんのために、そのストックを狙っていたりします。
・・・でも、Dさんの時にはさすがに間に合わないでしょうね、残念。

いつもDさんとの話では高級車の話になるのですが、
彼のアストン・マーチンや高級車に対するストレートな思いも、いいですよね。
初めから諦める人とは違うって感じが特にいいです。

・・・と、今回はある意味シミュレーション的なプランでしたが、
参考になったのではないでしょうか?

Dさんのプランを見て自分の家もプランを作って欲しい、
という方のプラン作成依頼もお待ちしております。

では。

・・・・・・・・・
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