夢のマイホームを賢く建てるお手伝いに。住宅関連プチ情報、トリビアから本格的な住まいのノウハウまで広くカバーします。

ツーバイフォーの家のメリットデメリット

a1640_000248
こんにちは。

輸入住宅の代表格とも言えるツーバイフォーですが、
北米では一般的かつオシャレな建物も多くて憧れる人も多いはず。
でも日本でも多くなったとはいえ、まだまだ少数なので情報が少ないと思いませんか。

そこで、そのツーバイフォーのメリットとデメリットについて、
今回はお話しようと思います。

私は実際にツーバイフォーの建物で数日間を過ごした経験があります。
アメリカに旅行に行った時のステイ先がツーバイフォーだったのですが、
その時の感想を交えようと思います。

北米では土地が広いので、ステイ先も当然広かったです。
家族4人でも8LDK+庭付き+3バスルームとか、そんな感じです。
(向こうはベッドルームを分けて記載しますが、とりあえず日本式で。)

当然デカイ建物なので、高級な作りの建物は少ないです。
イメージしやすいのは、トイザらスの北米輸入オモチャのコーナー。
大型のラジコンとかオモチャが『格安』で売っているのですが、
とにかくデカイ&安い・・・。
モノもそれなり、という感じです。

私がステイした建物は、誤解を恐れずにわかり易く言えばそれに近い印象です。
デカイ建物ですが、建物自体はそれなり、それがツーバイフォーに対する私の印象です。

建物が大きいため、使っている材料はどこでも手に入る格安の建材を、
とにかく大量に使うスタイルでした。
カッターナイフでも削れるような柔らかい木を、
何枚も釘で固定していって、数で強度を出す、そんな感じです。

そして、そのスタイルがなじむ環境が北米にはあります。
土地が広いく平屋で大きな家を建てるには、
建材の質よりも、量の方が必要なのです。
逆にいえば、その環境を正確に理解している、ということもできます。

ツーバイフォーは建材が安い分、コストパフォーマンスが高い建物なのです。
彼らにとっては、広さが大切なので、そちらを優先しているのです。

実際に、私がステイした場所では、お金持ちそうな広い家も、そうでない家も、
同じようにツーバイフォーの建材を使っています。

お金持ちの人は、内外装や装飾や家具にお金をかけて、
更にお金をかけるなら、広さにお金をかける、という印象です。

ツーバイフォーを支える環境として、人のライフスタイルを含めて
環境と住宅に求めるものが違うのです。

次に住み心地の話ですが、
ツーバイフォーの良い面としては、木を沢山組み合わせて建てるので、
断熱性に有利になっていると言うことと、広い建物を建てやすい、
ということになります。

だから、住み心地で言えば、断熱性も良く、部屋の自由度も高いので、
当然『住みやすい』のです。
また、防音の面でも悪くないですし、取り立てて不便は感じませんでした。

ただし、住み心地、という話では『Good』なのですが、
施工と耐久性については少し注意が必要です。

まず、施工ですが、ツーバイフォーは釘をパンパン打ちまくって建てます。
逆を言えば、釘の打ち方ひとつで良くも悪くもなってしまいます。

大工さんが金づちで1本1本ていねいに打つワケじゃありません。
ハンドガンみたいな工具を使って出来るだけ同じ間隔で、
できるだけ速やかにたくさん釘を打ちます。
一瞬で釘1本が打ててしまいますが、等間隔で打つのは結構難しい。

これがマズいと、断熱性も耐久性もガクンと落ちます。

また、耐久性については、木と釘の2面に注意が必要です。

1つ目の木ですが、木は安くて入手しやすい建材しか使いません。
ですが、これは安いだけに保存状態の悪い、いい加減なものも混ざります。
また、この木は柔らかく耐腐食性はほとんど期待できません。
虫に対しても強くありません。

そのため、施工時にこれらの『保存状態』『腐食対策』『害虫対策』
しっかりしてもらわないと、
初めは住み心地がいいけど、後々の耐久性に問題が生てしまいます。

2つ目の釘ですが、釘は長い目で見ると、さびたり抜けてきたりします。
見た目には釘は打たれていても、仕事はしていない、ということもあります。
つまり、その辺のメンテナンスを必要として、その対象となる釘の数が多い、
ということを理解しなければなりません。

一応、北米では50年とも60年とも言われるツーバイフォーの耐久性ですが、
腐ったら交換する、定期的にペンキを塗るなど木が露出しないようにメンテする、
そもそも年間の雨の日数が少ない、高温多湿にならない、など
使い方と環境の違いを考慮しなければなりません。

彼らにとって賢い選択であるツーバイフォーが、
我々の環境下でも同じように賢い選択かどうか、
今一度考えたうえで、施工業者と共によく検討する必要があります。

それらをトータルしての住み心地、とお考えください。
あと、北米でペンキ塗りって、住む人がDIYでやったりしますが、
それは平屋だからできるのであって、2階建てだとDIYは現実的ではありません。

お隣との建物の距離も違います。
日本なら、近隣に外壁の化粧直しの説明をして、
塗料が飛び散らないように養生して、足場を組んで、
それでようやく外壁を塗ることができるわけです。

そう、あらゆる面で事情が違うのです。

その辺まで考慮してツーバイフォーなら、いいでしょう。
実際に住んでみると住み心地はいいのですよ。
広いツーバイフォー家にガレージ付きってのは憧れる気持ちは理解できます。

何ごとも、裏の裏まで知って、それで判断してくださいね。

では。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ブログランキング

ランキング参加中!現在の順位は?
クリックでチェック

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 ローコスト注文住宅(施主)へ
にほんブログ村