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相見積もりの正しい取り方

SA270037 ***写真:わが家の梁。全て縦方向は25cm以上を確保。
本物の軸組みだから金具を使いません(※)。200年経ってもサビの心配なし。
この太さ&本物の軸組みだから地震にも安心。
大切な家族を守ってくれる、心強い大木です(住まパー基本仕様)。
これでローコストだから大手HMのエライ人もお忍びで建てるワケです。
※法的に金具の使用が定められているところは仕方なく使います。
法律で定められているために付けてます。が、なくても大丈夫な設計になっています。***

こんにちは。

注文住宅をお考えの場合、建築会社を決める時に、
相見積もりを取ると思います。

今回はこの注文住宅には欠かせない相見積もりについて、
私が正しいと(勝手に)考える取り方をお伝えしたいと思います。

さて、相見積もりっていうと
「A社とB社とC社から同条件で見積りを取って競合させて、良い条件のところと契約する」
ってことになります。

それで、ここで重要なのが『同条件』ってところです。

ちょっと頭が硬くなると、
「完全に一致した条件じゃないと比較できない。
だから先に家の図面を用意しなきゃ。わー、間に合わない~」
って、慌てたりしますが、必ずしもそうとは限りません。

別に『完全な』同条件にこだわる必要はありません。
(別のいい方をすると、『何を同条件にするかは自由』とご理解ください。

『同条件じゃないと比較出来ないんじゃないですか?』
って思うかもしれませんが、そもそも注文住宅で『完全に同条件』というのは難しいです。

完全に同条件にする必要もないし、そもそも出来ないと思われるので、
条件の出し方は工夫すればいいのです。

そもそも完全な同条件というのは、
『業務委託』などの相見積もりに限定されると思います。
(とりあえず『仕事の時だけ』だと思ってください。)

例えば、家電量販店での相見積もりを例にとると、
「Y電気だと○万円だったけど、いくらまで勉強してくれる?」
「○万円にはできませんが、電池とケースをお付けします。」
と言う場合、既に完全な同条件ではなくなっています。

この例でいうと、付属品というオプションを加味して比較していますよね。
既に完全な同条件でなくなっていますが、問題はないはず。
これだって、相見積もりとして成立しているとは思いませんか?

また、自動車の場合も同様です。
T社とH社のミニバンで相見積もりを取る場合、
そもそもの価格も車種も違いますが、相見積もりとして成立しています。
この場合、同カテゴリー同車格の、別メーカーの車種で競わせ、
『値引き率』『付帯オプション』で比較したりします。

この場合も、総金額が1円でも安い方を選ぶ・・・という考え方はしないはずです。
だって、そもそも定価が違うのですから。
それよりも、最終判断基準はトータルの『値ごろ感』だったり『満足感』だったりするはず。
もっというと、『感覚的にお得に感じる方』だったりしませんか?

だって、2400ccと2000ccのエンジンの同車格の車を比較する人を
私は実際に見ていますから。

このように、相見積もりには何を同条件にして、何を判断基準に比較するか?
というのはある程度自由で、その人の考え方によります。

では、注文住宅の場合はどうなるか?

条件は各家庭で思う基準に従って出せばいいと思います。
事細かな仕様をご自分で用意して見積りを出してもらうこともあれば、
間取りなどのプランも含めてお任せで提案してもらう場合もあります。

それで、同条件と言うのは多分一番ボトルネックになるところを指定すれば良いのではないでしょうか。
具体的に言うと、多くの方の場合は『広さ』『予算』『最低限の仕様条件』ではないでしょうか。

広さを○~△㎡、価格を□万円、家族構成が・・・で、設備が・・・、
と言うように条件を出して、プランしてもらいます。
細かい選択は、各建築会社独自の得意技を使ってプランを出してもらえばいいのです。

それで、最終的に決めるための判断基準は、
『どの家に住みたいか?』という超直観的かつファジーな基準で比較して、
結果住みたい家になれば、それでいいかと思います。
というのも、最終的に住むのは選ぶ人だからです。

ここで、『相見積もりって、見積りだから価格で比較するんじゃない?』
って思った人はスルドイです。

これについては、試験などでいわれる『足切り条件』だと思ってください。
価格が予算からオーバーしている場合は見積り内容を元に『調整』することになり、
ここではいわゆる相見積もりの形式を使います。
どう頑張っても予算内に収まらないところは、ここで選択から外します。

もしも予算内に収まれば、内容を精査して実質的な価値と価格を比較して、
納得できる内容かどうかを判断します。
先ほどの例でいうと、付属品やオプションなどをトータルで価値判断する、
というケースと似ていますね。

で、最終的には見積りを見れば『建築会社が見えてくる』のです。
全ての項目を『一式』として明細を出さない会社。
細かく費用項目が記載されていて、中身が分かる見積りを出す会社。
いずれにしても、会社の姿勢や対応方法よく見えてくるので不思議です。

一式としか出さない(出せない?)ところは、良くも悪くも中身が見えません。
それをどう判断するかは、受け取り手の考え方次第です。
『仕事が無茶苦茶忙しいので、何にも考えたくない』という人は好都合と思うかもしれませんし、、
『折角だから積極的に関わりたい』という人は、モノ足りないと思うかもしれません。

ですので、『相見積もり』は、『相建築会社』だということもできます。
単なる価格の比較ではなく、建築会社の比較でもあるのです。
これは、建築会社の真の姿を見るチャンスなのです。

話がそれましたので、話を元に戻しますと、

・建築会社を3社選ぶ(これ以上はハンドルできなくなります)
・あなたが考える条件(なにを同条件にするか?)を伝える
相見積もりを取っていることを建築会社に伝える(フェアにするため)
・あなたの中の判断基準を元に比較する
・見積もり内容に不明点があれば訊ねる&場合によっては調整・交渉
・最終的に1社に決める。全部気に入らなければ全ての会社にお断りの連絡を入れて、初めからやり直す。
お断りの連絡をした会社へ、受け取った書類一式を返却する(受け取った資料は全て著作権が発生します)
・選んだ建築会社とさらにプランを確定するまで話し合い、調整する

と、こんな感じの流れになります。

建築会社さんも仕事でやってるので、
依頼する側もマナーを守って、良い意味での競争にしてほしいですね。
ムダにジリジリ引っ張るのは、フェアじゃないのでやめましょう。

間違っても、自分だけ得するためにズルしちゃだめですよ。
一番値段の安い会社に、他社のプランを見せて、
「お宅の値段で、この仕様にできませんか?」
なんていうのは禁じ手です。
これをやってバレてしまい、どことも契約できなくなってしまった人がいるので、
こういうズルは、絶対にやめましょう。

建築会社ごとに得意なこと不得意なことがあります。
プランを他社に見せるのはマナー違反ですので、絶対にやらないで下さい。

信頼できる良い建築会社との出会いが注文住宅の成功のカギです。
お互いフェアな比較で、後々長く付き合える建築会社と出会えますように。

あなたの住まいづくりを応援しています。

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