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欠陥住宅にしないために(その2)

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こんにちは。

注文住宅の場合、初めは無料でプランの相談(相見積もり段階)をするところから始まって、
相見積もりの結果から1社に絞ります。
その後、有料の設計(建築確認申請用)を経て、建築請負契約に進みます。
(注:会社によって違うこともあります。)

ここに至るまでの間に会社を見て、過去の施工例を見て、作業現場を見て、
パートナーを選んで・・・という中で、相当数のフィルターを通しているので、
最後まで残った契約先は、本来なら問題など起こるワケがないのですが、
それでも予防として(その1)とあわせてお読みください。

前回に引き続きまして、今回は予防策の話をしようと思います。

どの建築現場であっても、作業中に多少の問題が起こります。
大切なのは、その問題をいつ・どこで・どのように解決するか?です。

つまり、早期発見・早期対応が大きなポイントになります。
そこで、そのためにどうするか?について、いくつかまとめてみました。

1)問題を解決するための余裕代を見込んでおく

この余裕代というのは、作業日程はもちろん、担当者のスケジュールも含みます。
担当者がギチギチのスケジュールだと、どう考えても問題は後回しになる率が高くなります。

作業工程表というスケジュール表がありますので、そこに余裕代(バッファーといいます)があるかを
事前に見ておくと安心です。

2)担当者のレスポンスの良さを見極めて問題発覚時の体制を整える

やらねばならないことを後回しにするクセがある人は、問題からも目を反らす傾向が強いです。
担当者を見る時は、レスポンスの良さを見ておく必要があります。

また、契約前は良かったレスポンスが、契約後に悪くなる・・・ということは
前回の(その1)でも話しましたノルマによるものと思われます。

もしも、レスポンスに問題ありという傾向があれば、補助窓口を立ててもらってください。
レスポンスがよくない担当の場合は、不在時にメモ書きを残してもらえば対応してもらえる
・・・という甘い考えは捨ててください。
直接話すか、もしくは補助窓口に連絡して早期問題解決をしてくれるように
事前に問題発覚時の体制を整えておきましょう。

もしも担当者の仕事がパンパンで、連絡しても何も対応してもらえない時は、
担当を変えてもらうよう提案をすることも検討しなければなりません。
ただし、これを提案しても実際に担当が変わることは10%未満とお考え下さい。
(それくらい、契約前のパートナー選びが大事ということにも話がつながるのですが。)

3)部屋またぎの配管類の配管経路のチェックを実施する

主要構造部(つまり基礎・柱・梁・土台・耐力壁など)のチェックを第三者にお願いします。
第三者だから、状況を客観的に調査してくれるので、安心できます。
主要構造部へ問題ある加工が施されていないか?についてを確認してもらうのです。
この手の問題は、発覚が早いほど手も打てるので、完成後の検査を待たない方がいい場合があります。

ただ、建築には監理者というのがいて、通常この人がチェックをすることになっています。
ですから、本来であれば完全にお任せして安心であるはずなのですが・・・、
なぜか世の中から欠陥住宅が無くなっていないのも事実です。

後から取り返しがつかないところは、第三者によるチェックがあればより安心できます。
ただ、別途費用がかかるので、全ての人に実施をすべきとは言えないのも事実です。
何をもって必要というかは難しいですが、他ならぬあなた自身が怪しいと感じる時はやった方が安全です。
(ちなみに、この第三者はホームインスペクターに依頼することが多いです。)

4)水対策の問題

住まいの水による問題については、事例がたくさん集まっています。
ある程度経験を積んだ人であれば、それらを元にどこを検査するべきかを把握しています。

ということは、工事現場に行って検査すれば、ほとんどの水対策の問題は指摘できるのです。
大切なのは『指摘する人がいるか?』『その指摘を受けて対応してもらえるか?』です。

仮に、問題点を見つけたとしても、それを伝えるのは容易ではありません。
一度防水処理をしたものを、そのやり方がマズイ・・・と、ピリピリした現場で指摘すれば、
どうなるかは予測ができますよね?

指摘の仕方が悪くてうまくいかなかった場合は、
『これで防水できる』『いや後々問題になる』という問答につながることもあります。
仕事にケチを付けられたとあっては、職人さんもいい気はしません。
伝え方、お願いの仕方ひとつでカンタンに解決するはずのことが、解決しないこともあります。

ここで監理者の人間力が試されるワケですが、監理者が頼りない場合は、
先ほどの3)でもお伝えした第三者によるチェックで未然に防ぐことができます。
技術的な話し合いができるので、職人さんにも納得してもらいやすくなります。
(悪いから直せというのではなく、ベター案を提案するという指摘方法です。
こっちの方がより耐久性が上がるので、こうやって欲しい・・・という具合。)

いずれにせよ、水対策の問題は事例が相当数あって、通常であればそれぞれの対策方法があるはず。
それを誰が指示・管理するか?にかかっています。
人間力のある人がいなければ、別途人間力のある人を立てることで対処することになります。



・・・と、何だかんだで最後は信頼できる建築会社とパートナーの話につながりました。
結局はパートナーの活躍なくしては問題解決はないのです(当たり前のことですが)。

ぜひ、契約前『段取り8割』の精神を持って臨んでほしいと思います。

また、問題発覚時には対処してもらうのをただ待つだけではなく、
レスポンスが遅いなどの場合には必要に応じて第三者にチェックしてもらう方法があることを覚えておいて、
もしもの時は、完成引き渡し前にできるだけのことはしておくべきだと思います。
新築の場合10年間の保証が付きますが、問題は未然に防ぐ方がいいに決まっています。
気持ちよく家族が生活できるように、段取り段階で頑張りましょう!


ここまで読んで『客がそこまでしなきゃいけないのか?』とお感じの人もいるかもしれません。
初めにお断りした通り、一応予防のための話だとお考えください。

もしも、良い建築会社とパートナーに恵まれれば、契約後は計画に従って進めていけばいいです。
あなたは建築会社から定期的に現状報告を受けて、
建築途中の現場を見学して気になるところをチェックするワケです。
欠陥住宅の知識など無くても全く問題ないハッピーなひと時です。

私も思い起こせば、徐々に建物が出来上がって行く姿は、感慨深いモノがあります。
ぜひ、その過程を写真におさめて、思い出のひとつにしてほしいですね。

さて、打合せなどで忙しかった分だけ、契約後は拍子抜けするかもしれませんが、
引っ越しの準備など出来ることもあるので、出来ることは徐々にやっておくべき時かもしれませんね。

早ければ半年後にはもう新居に引っ越しているでしょうから、
不用品は早めに処分し始めると慌てなくていいですね。

私は引っ越しをこれまで8回経験しているのですが、
とにかく時間が無くて処分せずに段ボールにつめ込んだのはいいけど、
1年経過しても、2年経過しても、引っ越しの段ボールは手つかずってのが、
一番ヘナヘナしてしまいます。

「あの時思い切って捨てておけばよかった~」
ってなるんですよね。

中々モノを捨てるのって難しいですが、
それでも新居に要らないモノを入れるのは気が進まないでしょうから、
不要品は引っ越しを期に捨てるのが一番だと思います。

次回、いよいよ建築スタートです。

では。


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