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【裏パー】インスペクションから見る建物の未来

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ホームインスペクションとは住宅診断こと


こんにちは。

あなたはホームインスペクションというのはご存知でしょうか?
中古住宅の診断を第三者が行い、客観的に建物の現状評価を行うことで、
中古住宅の売買が80%を越える北米では、
普通に行われている建物評価のひとつです。

日本では、あまり知られていませんが、
北米では不動産売買にはつきものであり、広く知られています。

住まパーには日本ホームインスペクター協会の試験に合格した
公認インスペクターが在籍しています。
その中で、築30年を越えた建物のインスペクションをした時の写真を
このページでは紹介します。

築30年を越えると日本では
『古い建物だから、建替えて当然』
という考えの人も多いと思います。

しかし、北米では50年以上、英国では80年以上建替えないのが通常です。
2010年から日本でも、欧米にならい
『長期優良住宅』を目指すようになりました。

国土交通省は2010年以降の日本の住宅の平均寿命を
『56年』と試算しています。

つまり、今後建物は30年くらいに一度軽いリフォームをして
更に20年以上住み続けるというスタイルが一般化していきます。

※実際に売買対象となっている建物ですので、
 裏パーの中でのみ紹介させて頂きます。



建物のクラック


この建物は、地盤改良が必要な場所であったにも関わらず、地盤改良がなされず、
建物自体が大きく傾き、大きなクラックが発生していることがわかりました。

clack_A
基礎部分のクラックおよび欠損です。
おそらく早い段階からクラックは発生していたが、放置していたと思われます。

clack_B
別の基礎部のクラックです。

clack_C
さらに別の基礎部にもクラックが発生。
全体的に建物が折れた状態になっていると思われます。

clack_D
基礎のクラックの他に、建物の上部にも
基礎のクラックと連動していると思われるクラックが発生しています。
部位は、窓のサッシの角で、そこからクラックが走っています。

壁の伸縮でも同じ部位にクラックが発生することもありますが、
この建物は基礎からの影響とみられるクラックのようです。

clack_E
その影響は、さらに軒でもクラック発生という形で見られました。


建物の傾き


住宅診断では、クラックなどの1つの現象だけでは判断せず、
必ず他の現象についても調査して、総合的に診断します。

lean_C
クラックが発生したところから、建物が傾きが発生しているかを調査。
壁の傾きが見られました。

ただし、壁だけが割れて建物からはがれている場合も考えられます。
そこで、必ず室内も調査していきます。

lean_A
この建物では、床が傾いていることが分かりました。

s-lean_B
また、外壁の傾きだけではなくて、
部屋を仕切る壁にも大きな傾きが見られました。

これらを総合して考えると、明らかに建物が割れて、
一方が傾いているということが分かります。
建替えをするのか?それともリフォームして住むのか?
それは購入者がを判断します。

・・・

さて、いかがだったでしょうか?
この例はわかりやすいように極端なものを取り上げました。
しかし、測定器を使って調査してみると、
案外築浅の建物でも傾きなどは見られるものです。

このことから知っていておいて欲しいのは、

 ・地盤、基礎がやっぱり建物の価値を左右する
 ・中古住宅の売買には住宅診断をするべき

ということです。

この建物は古い建物ですが、たったの30年です。
今の住宅は長期優良住宅を目指していて、耐用年数平均56年と試算しています。
今建てる家が、将来こんないい加減な地盤、基礎で建ててたとしらた、
そこに住んでいる人はどう感じるでしょうか?

『まだ25年住める建物なのに!』

という悔しい思いをするかもしれません。
そうならないために、地盤と基礎は十分に注意してほしいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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